指示の伝え方
本日は弊社で実践している「指示の伝え方」についてお伝えします。
これは昨日書いたブログでお伝えした識学のセミナーで教わったことです。
まず皆様が「甲子園、行ったことありますか?」という質問をされたら、どのような意味だと思いますか?大体、下記の2通りがあると思います。
甲子園球場に行ったことがありますか?
甲子園に出場したことがありますか?
私みたいなスポーツ音痴は前者、野球球児であった方は後者のように捉えるでしょう。
二つ目の例は、
会社内で部下にお願いすると時に「この資料、ナルハヤでお願い!」という指示を伝えて、その後に上司が「まだできてないの!」と怒ることはないですか?
上記の2例のように人の育ってきた環境により捉え方が異なるので、皆様にも同じ言葉で伝えても意図した通りに伝わらないというご経験があるかと思います。この積み重ねが会社内のロスタイムに繋がります。
このロスタイムを回避するための指示の伝え方は「期限」と「状態」をセットすることです。このセットされた状態を完全結果と言います。
上記の例ですと
×「A社の試算表、ナルハヤでお願い!」
○「A社の試算表を本日の17時に印刷してレターボックスに入れておいて!」
ということになります。
最初の癖付けが重要です、かなり意識的に取り組まないと定着しないです、完全結果となってないようなら、必ず指摘します。弊社では必ず完全結果となる指示の伝え方を遵守しています。皆様の会社でも一度試してみてはいかがでしょうか?
なお、私は仕事では完全結果となるような指示にしていますが、プライベートでは「大体5時くらいねー」とかのあいまいな約束で不完全結果のオンパレードです(笑)